北海道に住んでいる私たち道民は、当たり前だと思ってしまっていることが多々あります。
たとえば、冬の雪。雪は子供のころには遊びのツールとして欠かせないものでしたが、大人になるとむしろ面倒で邪魔。雪がなければ美味しい水は生まれないと知るまでは、疎ましいものでした。
しかし、今、ニセコや富良野の冬は世界中からパウダースノーを求めてインバウンドが来日し、2月のさっぽろ雪まつりでは大きな経済が生まれています。
しかし、この数年、おかしいのです。今年2月には雨が降り、なんと我が家の屋根にあるソーラーパネルが発電したのです。これまでの北海道では考えられないことです。
地球沸騰化、もう温暖化という生易しいものではない世界。
このことが、これからの食やエネルギー、そして暮らしぶりに大きな影響を及ぼします。
私たちがこれ以上消費してはならない有限のもの、見えないけれど大切なものの価値をしっかり守っていくことが不可欠な時代となりました。
そのことをもっともっと伝えなければならない。
想いをカタチにしなければならない。
と心に誓い、模索する日々です。