パンを分け合う仲間

昨日、サツドラ本社のあるEZOHUB SAPPOROで開かれたNoMapsのイベント、トークセッションに参加させていただきました。

そこで「9割の社会問題はビジネスで解決できる」という著書を出された田口一成社長とお会いでき、サステナの森の立ち上げのご紹介をさせていただくご縁がありました。感謝です!

私が起業後、SDGsの啓もうと実践の道を試行錯誤している中でこの本に出会い、私が目指したい道をまっすぐ進んでおられる田口社長から応援をもらった気持ちになったとても素晴らしい一冊でした。

すでに51社のソーシャルビジネスカンパニーを育て上げたそうですが、それでもなお、自分がお作りになったビジネスモデルをより良きものに変革されるお話しには脱帽。

全額出資している企業グループなのに、資本提携ではなく、寄付というカタチで社会起業家を後押しし、成長した企業は「恩送り」として新たな社会起業家のために寄付をするという形態。グループ会社ではなく、支えあい高めあうコミュニティを表す言葉として、新たな言葉「カンパニオ」と名付けたそうです。

カンパニーの語源のラテン語だそうで、「パンを分け合う人々、仲間」を意味するのだそうです。

いいですね!

その言葉がカンパニーの語源だったと聞き、あらためて企業とはどうあるべきか、を考えてみたいと思います。

そして、このサステナの森にパンを持ち寄る仲間をどんどん作りたいと心から願っています。